よくあるご質問

RICについて

Q1.駆血・虚血・貯血とは?
A.MCCで行う駆血とは、カフで四肢の血流を一時的に制限することを言います。その結果動脈の血流も制限され、ほとんど血流が止まっていれば虚血となり、動脈からの血流は流れているが静脈の血流が制限されていれば、いわゆるうっ血である貯血(※うっ血により毛細血管が拡張した状態でプーリングとも言う)となります。

Q2.RICの目的は?
A.RICの目的は、身体の隅々まで血流が行きわたる「血流改善」です。身体の一部に短時間の血流制限をかけると、血流を回復するため生体恒常性維持機能ホメオスタシスといわれる反応が起こり神経、筋肉、軟骨、全身、脳に至る血流改善がみこまれ、血流とともに「酸素」と「栄養」が行きわたります。

Q3.RICの作用について詳しく知りたい。
A.RICの作用について詳しく知りたい方は、医療従事者、接骨院、鍼灸院などの資格を有する方を対象としたMCA学会のホームぺージをご覧になってください。

https://mca.smoosy.atlas.jp/ja ←をクリックでMCA学会のホームページにリンクします。 

一部コンテンツは会員の方のみ閲覧できます。

Q4.RICは安全ですか?
A.RICは1回の駆血時間を最大で5分としています。これはRICのエビデンスの元となる駆血時間が5分であり、駆血による副作用の可能性が生まれる「15分以上の駆血」の1/3の時間であることが安全にできる1回連続のRICの時間としています。初めての方は1回の駆血時間30秒から1分を目安に行い、回数を重ねながら少しづつ駆血時間を延ばすと良いでしょう。※必ず利用者の様子を見ながら行って下さい。

Q5.RICオートは太ももだけに使用する?
A.

Q6.迷走神経反射とは?
A.

Q7.腕のRICで最初に腕を上げないといけないのはなぜ?
A.

Q8.RICオートのメリットは?
A.

MCトレーニングについて

Q1.MCトレーニングはスポーツ選手向け?
A.MCトレーニングはスポーツ選手のパフォーマンスアップを目的としたトレーニングはもちろんですが、高齢者の機能回復や・リハビリ、引き締めたい・カッコよくなりたいなどのボディーメイクアップに利用されています。
トレーニング施設、病院、接骨院、鍼灸院、治療院で幅広く活用されています。

Q2.MCトレーニングの圧力設定は何を基準に決めれば良い?
A.MCトレーニングは、筋肉内の「毛細血管」に対して血流制限をかけることを目的にしています。また、筋肉が運動し収縮と伸長を繰り返すとMCCの最大設定加圧値300mmhgを加えていても、血流を止めることはできませんし、止めること(≠虚血)を目的としていません。機能回復、・リハビリ目的の方を除き、本格的に速筋のトレーニングを行っている方であれば、40秒~2分内にオールアウトするトレーニングメニューと適正な圧力値を設定して下さい。

Q3.なぜスクワットが良いの?
A.MCトレーニングの一つの目的は、速筋を運動させ筋肉にストレスを与える事です。筋肉内に代謝産物が蓄積し、酸性偏ると劣悪な状態が脳へ伝えられ、成長ホルモンなどが分泌されます。
人間の筋肉の中で50%を占めると言われる最大の筋肉(臀筋、大腿四頭筋、ハムストリングス)を使うスクワットを行うことは、より多くの成長ホルモン分泌が期待できます。

Q4.成長ホルモンとは?
A.脳にある下垂体から分泌されるホルモンです。認知脳に関与、骨の成長や骨量の維持、筋肉量の増大、体脂肪の代謝を促進、血糖の上昇に関与、免疫機能の促進などに関与していることが知られています。

Q5.小学生・中学生にもMCトレーニングはおすすめ?
A.基本的に小学生・中学生で成長途中とであれば筋力トレーニングは不要と考えます。身長の伸びが終わった高校生以降であれば、MCトレーニングでパフォーマンスアップでめざしましょう。

Q6.杖が必要な高齢者でもMCトレーニングは大丈夫?
A.速筋は使わなくなると衰えてしまう筋肉です。半面、100歳でもトレーニングすることによって強化することは可能です。MCトレーニングは激しいトレーニングをせずとも速筋を鍛えることができるので、高齢者にもお勧めなトレーニングと言えます。

Q7.MCトレーニングは、なるべく高い圧で圧迫した方が効果的?
A.運動時において、カフの圧力が低いと血流が起こってしまうため低酸素トレーニングになっていない可能性があります。しかし高すぎるカフ圧では、痛みが伴いトレーニングすることもできません。適切な圧で、その方にとって丁度良いトレーニングの負荷をかけることを優先してください。
Q8.トレーニングの方法がわからない。
A.利用者に応じてのトレーニングの方法は、セミナー・勉強会・動画等で学ぶことが可能です。セミナー開催については当サイトでもご案内する予定です。